担任助手の学部紹介~政治経済学部編~(坪田) | 東進ハイスクール高田馬場校|東京都

ブログ

2017年 7月 31日 担任助手の学部紹介~政治経済学部編~(坪田)

こんにちは! 
担任助手の坪田です。
 
 
今週は新テーマ担任助手による学部研究会」!
 
今日は、私が所属している政治経済学部ではどういったことをするのか、ということを簡単に紹介します。
 
 
私の場合、政治経済学部の中の「政治学科」に所属しているのですが、みなさん、「政治」というとどういうイメージを持っていますか??
 
さまざまなイメージがあると思いますが、なんとなく「政治って重要だけど、ニュースで耳にするくらいで、普段の生活とはそんなに関係ない・・・」と思っている人が多いと思います。
(私自身も、大学に入学するまではそういったイメージでした)
 
 
しかし、大学で学ぶ「政治学」って奥が深いのです!
2つの授業(分野)を取り上げて説明します。
(やや長いのですが、できる限りわかりやすく書いたので是非読んでください!)
 
 
 
①「政治分析入門」
この授業は大学1年生のときに全員が履修するものなのですが、政策が決定されるプロセスや、日本の政治制度など、政治学をより詳しく学ぶ上での基礎知識を教わる授業です。
 
「政治学」って、ただの政治とは違い「社会科学」と呼ばれる学問の一つなのです。
(「社会学」には、政治学以外に法律学や経済学、商学や心理学が含まれます。)
 
そのため、政治学科では「政治」とはいっても論理的な仮説立てや、統計学的な分析を用いた研究を行なっています。
例えば、経済学で有名な「ゲーム理論」を用いて選挙の結果を予想したり、政治学に関するさまざまな文献をみると必ずグラフが登場したり・・・
数学が苦手な私にとってはやや大変ではあります(笑)
 
 
 
 
②「公共政策学」
 私が今、一番興味がある分野です。公共政策学というのは、例えば「通勤・通学ラッシュの問題」といったように、個人では解決しにくく、社会で対応すべき問題(これを「政策問題」といいます!) に対し、適切な解決策を見出す学問です。
みなさんの身近なことでいうと、大気汚染中学生の学力低下も政策問題にあたります。
もちろん、「勉強部屋が汚い」とか「学校の宿題が終わらない」っていうのは政策問題ではありません。
 
 
政策問題の解決には、単一なアプローチだけでは不十分です。
 
例えば「教室が暑い」という夏にありがちな問題を政策問題として位置付けたとしましょう。
「エアコンの温度を下げる」というのが一般的な解決策ですが、
地球温暖化といった環境面や電気代の高騰という経済的な問題とぶつかってしまいます。
 
同じ空間の中に寒がりな人もいれば暑がりな人もいる、という多様性や、寒がりな人を抑圧するという倫理的な問題も考慮しないといけないのです。(これらを政策問題の「総合性」「相反性」と呼びます)
 
このように、社会に存在する問題を解決するのは非常に難しいのです。
それらの問題に、政治学的・経済学な分析を用いて最適な解決策を検討する。
とても楽しく、やりがいがあることだと思います。
 
 
 
以上、2つの授業を紹介しました。政治経済学部の学びについて少しは理解してもらえたでしょうか…?
 
 
ちなみに、政治と経済が同じ学部であるケースって珍しいのです。
東京大学をはじめとして、一橋大学や慶應義塾大学などは「法学部」のなかに政治学科が存在していますよね。
「政治学部」が単体である大学はあまり聞きません。
政治を学ぶ上では法律が重要になるので、普通は上記の形態が多いです。
 
 
それに対し、「政治経済学部」として独立しているメリットは、当たり前ですが政治経済の双方から政策などについて考えられるということです。
先ほども軽く述べたように、政治学を学ぶ上でも統計学やゲーム理論といった経済学部で学ぶ手法が必要になります。
また、現実世界の政治を考えてみても、例えばEUやTPP、RCEPといった多国間協定を考える際は大きく分けて「政治面」「経済面」を考慮する必要があります。
 
そういった意味で、「政治経済学部」っておもしろいし良い学部だな、って思ってます(笑)
 
もちろん、大学によってカリキュラムは違うのでご注意を。
 
 
私の「政治経済学部」についての学部研究会はこれで終わりです!
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!
 
 
 
 
高田馬場校では、先週の土曜から明日までの4日間、
高田馬場校担任助手による学部研究会を自習室にて実施しています。
 
私は1日目に「世の中の役に立つ政治経済学」というテーマで発表しました。
他の担任助手の発表も興味深いものばかりで、受験生から中学生まで多くの生徒が参加し、とても盛り上がりました!
 
みなさんにとって身近な存在である担任助手による講義は、オープンキャンパスで行われる模擬講義などとはまた違った魅力があるはずです!
「担任助手による学部研究会」は明日が最終日なので、低学年のみなさんは忘れずに参加しましょう。

 

高田馬場校 担任助手 坪田遼

**お知らせコーナー**
 
明日の開館時間は7:00~20:30です。
 
明日のブログの担当は田島担任助手です!
 

↓↓要チェック!!!